SNSショート動画を始めたい企業向け。伝わる動画制作のポイントと活用術

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ショート動画コラムサムネイル

いまやSNSは企業広報やブランディングに欠かせないチャネルとなりました。特に、InstagramやTikTok、YouTube Shortsといったショート動画は短時間で情報を知りたいユーザーに最適なコンテンツです。とはいえ、「継続して投稿できない」といった声は多くの企業から聞こえてきます。この記事では、ショート動画が注目される理由から、効果的な制作方法、社内制作と外注の棲み分けまでをわかりやすく解説します。

なぜ今、企業のSNSにはショート動画が必要なのか?

まず押さえておきたいのが、各プラットフォームのアルゴリズムが「動画優遇」へと大きく傾いているということです。画像投稿だけでは広がりにくくなり、動画を使うことがリーチ拡大・フォロワー獲得の鍵になっています。

ショート動画は、視聴者にとっても“見やすい・わかりやすい・印象に残りやすい”というメリットがあります。静止画より情報量が多く、ブランドの世界観や商品の魅力を立体的に伝えることが可能です。

【具体例】農業インフルエンサーの活用

例えば農業インフルエンサーなら、

  • 畑の四季の変化
  • 収穫の瞬間
  • 作物の成長記録

など、テキストや画像では伝わりにくい“空気感”や“リアルさ”をショート動画で表現できます。こうした「見せ方」が共感と信頼につながり、ファン化や購買行動にも直結します。

ショート動画を作るには「何が」「どれくらい」必要?

「ショート動画なら手軽に作れそう」と思われがちですが、いざ始めてみると意外とやることが多く、思ったより時間も手間もかかります。

動画1本に必要な構成要素

ショート動画といえど、制作工程は複数あります。以下のように、それぞれのステップで明確な役割があるため、1人で全てをこなすのは容易ではありません。

工程 内容
企画 誰に・何を・どう伝えるか?構成の軸を決める
撮影 スマホやカメラで撮影。構図・光・音など細かな調整も必要
編集 カット、BGM、テロップ、テンポ感を整えて見やすく仕上げる
投稿 文面やハッシュタグ、投稿時間なども設計に含む

このすべてを1人でこなすには、意外と大きな労力とスキルが求められます。担当者が兼任で行うには限界があることも多いでしょう。

効果を出すには“本数”がカギ

SNSでは“1本のバズ”よりも“継続的な投稿”が成果を生みます。目安としては、週3〜5本、月12〜20本程度の投稿が理想です。

投稿頻度が安定すれば、視聴者との接触回数が増え、動画ごとの改善ポイントもデータから見えてくるため、PDCAを回しやすくなります。

自社制作に必要なソフト・スキル

必要な編集ツールには、CapCutやVNなどの無料アプリから、Adobe Premiere Proなどのプロ仕様のソフトまで多様な選択肢があります。

しかし、ツールが使えればそれだけで済むわけではありません。構成力・コピーライティング・編集力など複数のスキルが必要です。慣れている人でも1本あたり2〜5時間はかかるのが一般的です。

マーケティング会社直伝の「伝わるショート動画戦略」とは?

ショート動画とはいえ制作工数やコストはかかるもの。せっかく手間ひまかけて作った動画であれば、なるべく多くの人の目に留まりたいところです。ここでは、なるべく多くのインプレッションを獲得するためのテクニックを少しだけご紹介します。

スクロールを止めるには、“伝わるサムネイル”がカギ

視聴者が最初に目にするのが「サムネイル」。ここで「自分に関係ありそう」「ちょっと見てみたい」と思わせられるかが、動画の再生率を大きく左右します。

◾️数字やキーワードを強調したデザイン

サムネイル①

タイトルや特に数字を強調したサムネイルには、動画内容を具体的に伝える役割があります。その分野の情報に興味のある人にみてもらえる可能性が高まるでしょう。

◾️「数字×エリア×料理ジャンル」で一目でわかる

「01 大阪 パンケーキが絶品のカフェ」のように、数と地名で視線を引き、料理ジャンルを明確に打ち出す構成は、スクロール中のユーザーに「自分のエリアの情報かも」「今食べたい系のグルメだ!」と直感的に刺さります。

情報が瞬時に把握できることで、クリック率や保存率も高まりやすくなります。

このように、「見た瞬間に内容が伝わる」+「共感や憧れを呼ぶ」サムネイルが、スクロールを止めるポイントになります。

開始1秒で共感を得る仕掛けとは?

ショート動画では、最初の数秒が“離脱”か“視聴継続”かを分けます。

  • 例①:「SNSって、毎日更新するのきつくないですか?」
  • 例②:(映像のみ)《机の前で頭を抱える → スマホ通知 → 無言でため息》

“自分ごと”として受け取れるよう、ターゲットが抱える課題や関心に寄り添い、ストーリー性を持って展開する構成が、離脱防止とエンゲージメントに有効です。

質と量がポイント。無理なくショート動画を継続するには?

品質重視で1本1本のショート動画に時間をかけすぎると、「かけた労力の割に成果につながらない…」と感じて、更新をやめてしまう企業も多いのではないでしょうか。ここでは、SNS運用で最も大切な「継続する」ために必要な考え方をご紹介します。

理想は社内で完結…でも現実は?

  • 本業と兼任では時間が足りない
  • 編集スキルがなくてクオリティが安定しない
  • 投稿頻度が下がり、アカウントが“死んで”しまう

たとえば、農業法人で畑作業の繁忙期に入り投稿が止まり、そのまま運用が停止してしまった例もあります。

すべてを社内で完結させようとしない

ショート動画は設計と構成が命。「外注=丸投げ」ではなく、戦略的なパートナーシップとして捉えることが大切です。

  • 企画や想いの言語化は社内で
  • 構成や編集は外部に依頼

みずかげ製作所では「伴走型の動画制作」を行っています

みずかげ製作所が提供する月額制サイト&コンテンツ制作サービス「ひとまずWeb」では、ショート動画の作成にも対応しております。月額5万円の範囲内で、継続的にショート動画を投稿したい企業さまにおすすめです。

ポイント1:専門性のある業種にも対応可能

農業・製造・教育・人材・エンタメなど、多様な業界に対応。現場の温度感や業界特有の空気感をくみ取った映像表現が可能です。

ポイント2:継続運用を見据えた提案も

1本単位の納品ではなく、シリーズ設計や月間の投稿設計もサポート。必要に応じてスクリプト作成や分析レポートの提供も対応可能です。

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