今回は、「コンテンツマーケティングにはどんな種類があるのか？」、「コンテンツを拡散するには？」を初心者にもわかりやすく解説します。
コンテンツマーケティングにどんなものがあるのか知らないという方や、コンテンツマーケティングについて詳しく知りたいという方は、ぜひこちらのページをご一読ください。
コンテンツマーケティングのコンテンツとは
コンテンツマーケティングにおけるコンテンツとは、「記事」だけではなくさまざまな種類があります。
コンテンツの目的は自社を知ってもらうことや関係をより深くすることなので、読み手の心理や欲求を満たすことを意識して作成することが大切です。
コンテンツマーケティングの種類
コンテンツマーケティングを10種類紹介します。
目的によって得意不得意があるので、それぞれにどんな特徴があるのかを把握し、適切なコンテンツを作成しましょう。
1. 記事コンテンツ
記事コンテンツは、コンテンツマーケティングの主軸といえます。
記事コンテンツはストック型のものなので、蓄積していくことで検索エンジンから高い評価を得ることが可能になります。そのため、継続して行っていくのが良いといえます。
2. インフォグラフィック
インフォグラフィックとは、さまざまな情報や調査データをもとに訴求できる視覚的な手法のことです。記事コンテンツとは違い、箇条書きや数字、イラストなどを効果的に使うため、複雑な情報を顧客に提示する際におすすめです。
3. LP（ランディングページ）
自社の商品やサービスに対する情報をまとめ、問い合わせや商品購入につなげるWebページのことです。
ターゲットユーザーのアクセスを集めやすく、ユーザーが求める情報が詰まっているため、ユーザーの離脱が少ないこと、また公式サイトを一から作りかえるより低コストで作成できるというメリットがあります。
4. ホワイトペーパー
ホワイトペーパーは、自社のサービス、調査レポートなどをまとめた資料のことです。
資料では、サービスページなどのコンテンツで行うより専門的な内容を伝えられるので、サービスの理解をより深めてもらうことができます。課題の解決策や企業が持つノウハウをまとめられるため、ユーザーの問題を解決することができます。そのような点から、会社の信頼にもつなげられるでしょう。
5. 動画コンテンツ
YouTubeやInstagram、TikTokなどの流行とともに、動画もマーケティングの手法として用いられています。
近年では短い動画コンテンツの需要が高まっていて、動画マーケティングを行う際には「短くわかりやすい動画が求められている」というトレンドを意識すると良いでしょう。
6. プレスリリース
プレリリースとは、主に記者や媒体向けに新商品やサービス、イベント開催、調査結果などを発表するコンテンツです。プレスリリースが情報サイトやニュースに掲載されれば、コストをかけることなく多くの人に見てもらえるというメリットがあります。
7. SNS
SNSもコンテンツマーケティングの一種であり、より多くの層に周知させる上で役立ちます。投稿やストーリーを通じて、オリジナルのコンテンツを作成することができ、新しいリードを生み出すのに最適な場所であるといえます。
8. 導入（お客様の声）事例
導入事例コンテンツとは、自社の商品やサービスを実際に導入したクライアント事例を、テキストや写真、動画などを用いて、自社サイトで紹介するコンテンツです。
レビューや口コミを参考にしてから決める人が非常に多いといわれています。そのため、導入事例で顧客の成功体験を記載することで、安心感や信頼感を持ってもらい、販売を促すことができるでしょう。
9. ウェビナー
ウェビナーとはオンライン上で実施するセミナーのことで、コロナ禍に急速に拡大した手法です。専門家などによるノウハウ、事例紹介を行います。
時間と場所を選ばず、一度に多数へ向けて発信できることが特徴です。
10. メールマガジン
メールマガジンを配信することで販売促進を行います。
記事コンテンツをメールマガジンで通知するなど、他の手法と連動させることによって、さらに効果を高めることができます。
コンテンツを拡散するには
コンテンツが良くても、自社のページを訪問してもらえなければ意味がありません。
コンテンツを拡散する代表的な方法を２つ紹介します。
SEO施策をする
コンテンツを広めるためにはSEO施策を行い上位表示を目指すことが不可欠です。
SEO施策を行い上位表示ができれば自然検索による流入増加が期待できます。そのため、広告費削減にもつながるでしょう。
SNSを活用する
SNSは、コンテンツを爆発的に拡散させられる可能性があります。SNSは、話題性があり拡散力があるため、コンテンツマーケティングを行う際も取りいれていった方がいいといえます。
コンテンツマーケティングでは適切なコンテンツを発信しよう
コンテンツを選ぶ際に考えるべきことは、「どのような成果を得るために、誰に、どんなコンテンツを届けるか」ということです。コンテンツによって得意不得意があるので、目的を意識してどのコンテンツを作成するかを決めましょう。
また、コンテンツ作成後は拡散することが重要です。いいコンテンツを作っても、見つけてもらわなければ意味がないので拡散することにも取り組みましょう。